こんにちは、本気のパソコン塾の三浦です。
〜Web成功事例から学ぶ、起業のアイデア〜
今回は、
mixiやGREE,モバゲーを抑え、日本でも一気に広まったFacebook(フェイスブック)
を取り上げてみたいと思います。
- Facebookってみんな使ってるけど、会社は儲かってるの?
- 無料だけど、どこで儲けているの?
- なんでFacebookは成功したの?
- 私でもFacebookみたいなサービス作って、起業できますか?
など、皆さんが抱く疑問をバンバン解説していきたいと思います!
「Facebook(フェイスブック)はもはや大手すぎて、起業の参考にならないよ…」
と思ったあなた!
フェイスブック創業者も、大手ライバルを蹴散らして成功したことを知ってますか?
是非参考にしてみてください。
この記事は動画で見ることが可能です。こちら
Facebook(フェイスブック)って、どのくらいの人に使われているの?【驚愕の数字】
友達から家族、元カノまで、あなたの周りの多くの知人がFacebook(フェイスブック)を使っているかと思いますが、
現在どのくらいのユーザー数がいるのか知ってますか?
なんと!
世界中で、
17億1,000万人(2016年9月時点)
です。
凄い….としかいいようがないですね。
出典:GM-ch 世界40カ国のフェイスブック(facebook)人口推移 2015年1月
ユーザー数の増加もうなぎのぼり。
ちなみに、
日本国内だけでも
2600万人(2016年9月時点)
の利用者となっています。
これも凄い….
Facebook(フェイスブック)のメイン利用年齢層は
20代~40代男女
となっています。
こんなに成功しているFacebook(フェイスブック)ですが、
創業時は、決して楽な道のりではなかったようです。
Facebook(ファイスブック)成功の裏側にも、不安要素はあった。【巨大な強敵の存在】
2004年アメリカの名門大学ハーバードの一室で、
Facebookは生まれました(わずか12年前!!)。
当時アメリカでは、ネット上で他人とつながるSNSは既に世に広く浸透しており、
ライバルが多数存在していました。
特にアメリカではMyspaceと呼ばれる巨大SNSが既にあって、
ユニークユーザー数はなんと、2000万人近くもいたのです。
こんな圧倒的不利な状況から、成功していくためにFacebook(フェイスブック)
はいくつかの強みを持っていました。
ここが今回の成功のポイント! です。
Facebook(フェイスブック)は大学というニッチ市場からスタートし、使いやすいデザインを心がけた【成功のポイント】
SNSが既に一般的に利用されていた2004年当時、
「ネット上でオープンな繋がり」を求めていた若者は 巨人Myspaceに満足していましたが、
見知らぬ他人でもメッセージやコメントができてしまう点に、
信頼性の低さ(不安)を感じるユーザーが多く出てきていたのです。
見ず知らずの人からメッセージが来ると、
ちょっと”怖いなー”と感じる気持ちわかりますよね?
そこで、Facebookは
ネット上でも実際の知り合いとだけ繋がりたい!
と望んでいたユーザーに注目したのです。
成功ポイント1: クローズド(身近な)繋がりに特化した → 信頼性を高めた
Facebookはサービス開始当時、
ハーバード大学・スタンフォード大学といった、一流大学の学生メールアドレスを持っている
人だけが参加できるクローズドな環境でスタートします。
また、顔写真の登録や、本名のみ登録可能と徹底的にユーザー情報に信頼性を持たせました。
成功ポイント2: サイトデザインはシンプルに、誰でもわかりやすい快適に
また、サイトのデザインは非常にシンプルなものにし、誰でも操作でき
ユーザーがコミュニケーションに集中できる環境をつくりました。
その結果、
Facebook(フェイスブック)は大ヒット!
わずか5年でMyspaceを抜き去り、急成長を遂げます。
出典: FACEBOOK DOMINATION VS MYSPACE FALL : DATA COMPARISON
2008年5月には日本語対応がされ、
mixiやモバゲー、GREEなど、既存SNS飽和していた日本に新しいSNSとして受け入れられます。
その後どうなったかは、皆さんも御存知のとおりかと思います。
知り合いとネット上で繋がりたい、ビジネスで利用したいと考えていたユーザー層から受け入れられ、今では多くの人が利用するまでになりました。
ユーザー数がこんなにいるなら、さぞ儲かっているんでしょう?【気になるお金の話】
はい。皆さんが気になるであろうお金の話です 笑
Facebookはどのくらい儲かってるの?
Facebookの2016年第3四半期決算
売上はなんと
70.1億ドル(1 ドル110円 計算で、7710億円!!!)
凄すぎて、もう実感が湧きません。
これは日本だけの数字ではありませんが、凄い金額なのはわかっていただけると思います。
がっちり儲かってますね^^
ちなみに
Facebookの創業者は、
マーク・ザッカーバーグ氏
2010年、「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に当時25歳の最年少でランクインし、推定総資産額は約40億ドル(約4400億円)。
2016年 資産額はフォーブスの推計で517億ドル(約5.8兆円)に達し、世界で6番目にリッチな人物になっているようです。
夢がありますね〜 映画にもなりました。
ですが、
疑問に思いませんか?
会社としては、こんなに儲かっているのに、「Facebookでお金を払ったことないよな…..」
そうなんです。
おそらく殆どの人が1円も払ったことがないはずです。
では、どうやってFacebook(フェイスブック)が儲けているのか….
その秘密を探っていきましょう!
Facebook(フェイスブック)儲かりの秘訣!それは広告にあり。【知らないうちに、あなたも売上に貢献しているかも】
皆さんはFacebook(フェイスブック)で投稿などを、
何となくみているときに
このような動画や画像見たことがありませんか?
これが、Facebook儲かりの秘密です!
上の画像で赤枠で囲っているのですが、これは広告で
Facebookの利用者に自社の商品を知ってもらいたい!と考えている広告主のために、
Facebookが特定のユーザーに、広告を配信する仕組みです。
広告にはいろんな種類があって、
動画や画像、フェイスブックページの紹介などさまざま。
ユーザーが実際に広告をクリックしたり、
配信したユーザー数によって、企業はFacebookにお金を支払う仕組みになっています。
だから、Facebookは利用者からお金が貰えなくても、
会社としてはがっちり儲かってるんですね。
ちなみに、この広告配信ビジネスモデルは、非常に優れたビジネスモデルなんです。
その理由は…
優れたビジネスモデルの理由1: 原価がかからない!
Facebookは広告を表示するだけで、収益を得ることができるので
広告配信にかかるコストはほとんどありません。
優れたビジネスモデルの理由2: 定期的に収入が入る!
ユーザー数が、明日突然0になることはほぼありません。
なので、ユーザーがいる限り広告を表示することが可能となり、
毎月安定した収益を生み出すことが可能です。
安定した収益は安定した経営の基本ですね!
私もFacebook(ファイスブック)のようなサービスを作って【起業】してみたい!!必要なスキルはなに?
こんな大きな成功、一度はしてみたいと思いますよね!?
そんな野心的なあなたを本気のパソコン塾では応援しています。
決して、夢物語ではありません、より現実性を高めるために身につけるべきスキルがあります。
Facebookの成功要因は、
サービスの差別化などの特徴や公開したタイミングも大きいですが、
創業者のマーク・ザッカーバーグさんがプログラミングのスキルがあって、
自分が作りたい!と考えたサービスを、直ぐに作って公開できた
点も重要です。
そこで、FacebookのようなSNS系サービスを作る際に必要な、パソコンスキルをまとめました。
HTML・CSS(エイチ・ティー・エム・エル・シーエスエス)
まずは、HTML・CSS(エイチ・ティー・エム・エル・シーエスエス)です。
こちらはWebサイトを作るために必要なとなります。
Javascript(ジャバスクリプト)も身につけると、よりサイトを作り込むことができます。
PHP(ピーエイチピー)
こちらはプログラミング言語で、サイト内で動く部分を作るのに必要です。
例えば、ユーザーの投稿を保存したり、データを表示したりする際に利用します。
MYSQL(マイエスキューエル)
データを保存するために必要です。一般的にデータベースと言われるものです。
SNSは膨大なデータを保存します。
Swift/Objective-c(スウィフト)
こちらを身につけることで、iPhoneアプリを作ることができます。
いかがでしたでしょうか?
Facebookのようなサービスを作ること自体は意外と簡単です。
ですが、そのサービスをいかに成功させていくのかは色々な戦略がありましたね。
ここが自分のサービスを作る(起業する)ことの面白さでもありますね!
この記事は動画で見ることが可能です。こちら